ウィング・スター・シューズ社の工場での「結社の自由」についてのアシックスの開示
カンボジアの生産委託先工場での「結社の自由」の事実認識と対応に関して
アシックスグループは、当社ホームページでお知らせした『海外サプライチェーンにおける 「結社の自由」の確保と推進のためのアシックスの取り組みについて』の件について「結社の自由」の侵害の疑いに関する組合や NGO 団体からの申立てを重く受け止め、引き続き各 対応を進めております。当社としてもステークホルダーとの対話を通じ、以下のとおり最新の情報を含め、事実に基づいた的確な情報の開示に努めております。
まず、労働組合の代表者 Chea Chan 氏(以下「Chan 氏」)が起訴された刑事事件について は、当社のカンボジアの生産委託先工場であるウイング・スター・シューズ社(Wing Star Shoes Co., Ltd、以下「WSS」)がChan 氏を刑事告訴した事実はない旨認識しております。 また、8 月 22 日、カンボジア現地裁判所で Chan 氏は無罪判決となりました。 この判決を受けて、アシックスは積極的に WSS へ働きかけ、同社の代理人弁護士と Chan 氏が所属する当該労働組合間で、Chan 氏の復職に向けた交渉を開始し、9 月 19 日、同氏は 復職の手続きを完了し、職場復帰したことを確認しています。
また、Chan 氏の賃金補償に関しても、WSS は、同氏がカンボジアの労働法に従い、服役中に失った賃金の公正な補償を受けられるよう、同氏の代理人および労働局との協議に積極的に協力していることを確認しております。 上述のとおり、アシックスは、新たな組合である Cambodian Alliance of Trade Unions(以 下「CATU」)から 2024 年 2 月に連絡を受けて以降、CATU 及び同労組が連携している NGO の Center for Alliance of Labor and Human Rights(以下「CENTRAL」)をはじめとする複数のステークホルダーと緊密にコミュニケーションを保ち、事実確認の上、公正な対応に努めています。
なお、WSS には既に 5 つの労働組合が存在し、ほとんどの労働者が組合員として組合に加盟しています。そして、WSS は今後も「結社の自由」を尊重することを約束しており、当社との対話の中で、CATU の設立を阻む意図もないことを確認しております。
今後もアシックスは、国際労働基準に則って定めた「サプライヤー行動規範」(https://corp.asics.com/jp/p/agency_policy)のとおり、労働者の権利や労働組合結成の自由を尊重し、ビジネスパートナーとともに倫理的に事業慣行を推進することを約束しま す。